自ら培養した菌を使った土壌から生まれる、唯一無二の畳表
どの世界、どの業界にも、一般の人と異なる個性的な商品や作品を生み出そうと「自分との戦い」を追求し続ける方がいらっしゃいます。
「どこにも無い、変わった畳表を作りたい」と、織機の部品調整や組み立ても含めてご自身で行う井戸さんは、い草を育てる土壌、そしてその土壌を育てる光合成細菌や乳酸菌などの「菌」を自ら培養をして育てるところまで進んでしまいました。
そのような土壌が生むい草は自然体で良質なものとなり、多くの選別や加工を必要としません。自然体のい草が、体に優しく高品質な畳を生み出します。
最近は食品の分野で発酵や菌に大きなこだわりをもつ方が増えてきていると言われていますが、この畳の世界にも「菌マニア」がいることを知りました。「菌の夢畳」は、井戸さんのそんなこだわりが生み出す自然体の畳、それを皆さんにお届け致します。