畳のお手入れ方法、第二弾は「新畳・表替・裏返し」編です。
(第一弾の「梅雨の時期」はコチラ)
新畳・表替の場合
退色を抑える為、畳表は染土という天然の泥を使ってコーティングされています。
そのため新畳や表替を入れた時は、何度か乾拭きをしてください。
◎初めの1年
①乾拭き
粘土質なので、乾拭きをすると艶が出て埃をはじきます。
②乾拭きの後は、表面に浮いた泥の粉を畳の目に沿って掃除機で吸ってください。この時、掃除機をきつくかけると、畳表の劣化が早くなるので、気を付けてください。
◎畳表が黄色く変色し始めたら
表面の泥も取れ、表面が乾燥してきます。
①掃除機を畳の目に沿ってかけ
②硬く絞った雑巾で拭いてください
※縁は糊けがあるので、濡れた雑巾では拭かないでください。梅雨などの湿気の多い時期は、乾拭きすると良いでしょう。
裏返しの場合
裏返しをした畳は、表面が汚れています。
①硬く絞った雑巾で汚れを取って下さい。汚れがひどい場合は、何回も拭き取って下さい。
②その後、表面を乾かしてください。
まだ退色が少ない(緑がかっている)場合は、しばらくは乾拭きをしてください。畳表が黄色く変色してきたら、上記のように硬く絞った雑巾で拭いてください。
普段のお手入れ
普段は畳の目に沿って、軽く掃除機をかけてください。