内閣府首相官邸SNS『JAPAN GOV』に掲載されました
畳お手入れ方法① ~梅雨の時期~
ジメジメとした梅雨の時期…体調ももちろんですが、お部屋の湿気も気になりますね。
湿気は畳の天敵です。今回は梅雨の時期の畳のお手入れ方法をお伝えします。
換気が第一!
梅雨の時期に部屋の空気の流れが滞ってしまうと、カビが生えてしまいます。常に空気が流れている状態にして下さい。
畳にカビが生えるという事は、お部屋の環境がカビの生えやすい環境のサインです。
カビは、畳以外の天井や壁にも生えます。畳は替えれば済みますが、壁を塗り替えたり天井を替えることは容易ではありません。
放っておくと、1年中カビ臭いお部屋になってしまうばかりか、健康を損なう恐れがあります。
①雨が降ってない時は、出来るだけ窓を開けて空気の流れを作って下さい。
用心のこともあるので、全開にする必要はありません。10センチ程度で良いと思います。
また、湿気の多い地域(川沿いや裏が山など)などにお住いの時は、窓を開け扇風機やサーキュレーターを回して、空気の吹き溜まりができないようにして下さい。
湿気が酷い場合は、エアコンや除湿器で除湿をして下さい。
②畳を浮かせて乾燥させる
写真の様に、天気の良い日に畳を浮かせて、床と畳に空き缶などを挟み、畳の土台や床に空気を流し、乾燥させてください。
床は目には見えないですが、カビが非常に生えやすいので、缶を挟むことは非常に効果があります。
かび臭いお部屋の原因は、床板にカビが生えたり、壁にカビが生えたりしています。
普段のお手入れ
掃除機をかけることで十分です。
浮いた埃を吸う感じに、畳の目に沿って表面をなぞるように優しくかけてください。